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取材考記 東京社会部・藤原伸雄

 参院選公示の前日。れいわ新選組の担当記者として候補者発表を待つ私の前に、電動車いすで入ってきたのは見知った顔だった。

 全身の筋肉が麻痺(まひ)して体の自由がきかなくなる筋萎縮性側索硬化症(ALS)患者の舩後(ふなご)靖彦さん(61)だ。驚きと同時に、期待がふくらんでいる自分がいた。

 初めて舩後さんに出会ったのは昨年6月、世界ALSデーに合わせた音楽イベントの場だ。民放テレビ局のカメラマンだった私が取材を続けてきたALS患者のDJや障害者ダンサーを、舩後さんは観客として見つめていた。感想を求めると、「スケールが大きく、かっこよかった」と文字盤を使い、介助者を通じて答えた。

 当事者の活躍は、当事者に希望や勇気を与えるのだと実感した。

 それは、舩後さんの選挙運動も同じだった。

 街頭演説で政策を訴える舩後さ…

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