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 4日に那智勝浦町井関の「紀伊半島大水害記念公園」で慰霊行事が執り行われるのを前に、那智谷大水害遺族会の岩渕三千生代表(58)や地元の建設業者ら16人が31日、公園とその周辺の清掃活動をした。

 慰霊碑や記念碑を丁寧に水拭きした岩渕さんは「8年経とうが何年経とうが、毎年この時期になると当時のことが思い出され、憂鬱(ゆううつ)になる」と話した。大水害のような犠牲を二度と生まないように啓発活動をしている立場から、九州での豪雨被害など各地で自然災害が相次いでいることに「日本全国どこも異常気象。人を当てにせず、我が身を守るようにしないといけない」と語った。

 遺族会主催の追悼行事は4日午前1時から、町主催の慰霊祭は同日午後1時半から、記念公園である。新宮市でも2日に道の駅「瀞峡街道 熊野川」の慰霊碑前で市長らによる追悼献花があり、4日には新宮市消防本部が追悼行事をする。(東孝司)