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 九州北部での記録的な大雨から初めての週末を迎えた31日、佐賀県でボランティアの受け付けと活動が始まった。県内外から人々が駆けつけた。

 被害が大きかった地域の一つ、武雄(たけお)市北方(きたがた)町のボランティアセンターには353人が集まった。昨年の西日本豪雨の被災地・広島市や、3年前に大地震が起きた熊本市から駆けつけた人も。大規模な冠水に鉄工所からの油流出という被害も加わった大町町(おおまちちょう)の同センターは県内在住者に限ったが、110人が参加した。

 集まった人たちはそれぞれ、被災した家の片付けや掃除などを手伝った。

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 集まったのは様々な人たちだった。

 熊本市東区から武雄市北方町に来た公務員本田浩さん(54)は、江頭節子さん宅を訪れ、「困ったことがあれば何でも言ってください」とあいさつ。泥を洗い流したり、カーペットや畳を運び出したりした。

 3年前に熊本地震を経験した時、多くのボランティアが訪れたことに驚いた。「恩返しをしたい」と活動を始め、一昨年の九州北部豪雨で大きな被害を受けた福岡県朝倉市も訪れた。活動を通じ「災害を身近に感じ、人ごとじゃなくなった」という。

 「災害は避けられないけど、できることはある。それを一生懸命したい」と言う本田さんは、積極的に話しかけながら作業。江頭さんは「被災でパニックだった中、温かくやりとりしていただいて心が落ち着いた。本当に助かります」と涙声で語った。

 昨年の西日本豪雨で被災した広島市安芸区のボランティア団体代表、藤田和美さん(41)はクレーン付きトラックに支援物資を載せて来た。西日本豪雨時は浸水による渋滞に巻き込まれ、車で一夜を過ごした。その時「おなか空(す)いてないですか」と、おにぎりを渡してくれた近くの家の女性に感動し、ボランティア団体を立ち上げ。重機の免許も取った。クレーンを使って浸水した店の冷蔵庫などを撤去。「ありがとうと言葉をかけてくださり、こちらも元気をもらっている。輪を広げていければうれしい」と話した。

 大規模な冠水と油流出の被害に…

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