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 ネスレ日本は1日、チョコレート菓子「キットカット」の一部で、外装をプラスチック製から紙製に切り替えると発表した。主力商品での「脱プラ」は国内菓子メーカーで初という。

 包装を変えるのは、大きな袋に小袋入りが分かれて入っているタイプの「キットカットミニ」など5種類。大きな袋を9月下旬の出荷分から紙製にする。この5種類でキットカットの国内出荷量の約3割にあたり、年約380トンのプラスチック削減になるという。ネスレ日本の高岡浩三社長は「一番の問題はプラスチックが海に流れ出て魚が食べ、人間にも影響が出る可能性があること。紙にすることで100%の解決にはならないが、今とれるベストの方法だ」と語った。

 2022年までに、小袋も含めたキットカットの包装すべてを、リサイクルやリユースができるものに変える方針。ネスレグループでは25年までに全製品で、リサイクルやリユース可能な包装に切り替えることを目標に掲げている。(橋本拓樹)