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 米連邦準備制度理事会(FRB)が10年半ぶりに利下げし、欧米などの主要中央銀行が金融緩和にかじを切る動きが本格化してきた。世界経済の先行き不透明感が強まり、物価上昇も鈍いためだ。ただ、米国などでは中央銀行に緩和を求める政治圧力も強まる。緩和マネー頼みの景気下支え策はリスクもはらんでいる。

FRBに露骨な政治圧力

 「米国はカモにされ、FRBは間違った動きばかりしてきた。小幅な利下げでは不十分だ!」。トランプ米大統領は連邦公開市場委員会(FOMC)直前、ツイッターでFRBを批判し、大胆な利下げを求めた。

 来年の大統領選で再選をめざすトランプ氏の最優先事項は、好調な米経済や株価の維持。昨年以降、自らの政策で市場が揺れるたびに、FRBのパウエル議長に解任もちらつかせながら、緩和を迫った。FOMC後も、「市場が期待していたのは、中国、欧州連合(EU)や世界中のほかの国々に後れを取らないよう、これから長く、積極的な利下げ攻勢に出るという姿勢だ」と主張した。

 景気下支えのために強まる政治…

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