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 明治から昭和にかけて活躍した京都の日本画家木島櫻谷(このしまおうこく、1877~1938)の大作で、行方がわからなくなっていた屏風(びょうぶ)「駅路之春(うまやじのはる)」がこの秋、京都にオープンする福田美術館で78年ぶりに公開される。櫻谷は横山大観や竹内栖鳳(せいほう)らと肩を並べる画家として知られたが、晩年は画壇から距離を置き、長く忘れられていた。近年、独特の画面構成や色彩感覚で再評価が進んでいる。

 福田美術館は、福田吉孝アイフル社長の1500点に上る美術収集品(福田コレクション)を展示するため、10月1日に京都・嵐山に開館する。美術館開設準備室によると、駅路之春は六曲一双の屏風絵で、それぞれの高さは170センチ、幅は375センチ。向かって左に街道の茶店でくつろぐ旅の一行、右に白黒2頭の馬が描かれる。1913(大正2)年の第7回文展に出品された。

 木島櫻谷の資料などを保存、公開する公益財団法人櫻谷文庫(京都市北区、門田理〈かどたおさむ〉代表理事)によると、文展に出品された後に個人に買い上げられ、太平洋戦争開戦前の41(昭和16)年の追悼展で公開されたが、その後、転売されたとみられる。2004年に美術商を通して福田コレクションに加わった。

 門田代表理事は「文展で審査員…

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