拡大する写真・図版リッチランド高校の壁に描かれたキノコ雲のシンボルマーク=2018年7月、米ワシントン州リッチランド、伊藤繭莉撮影

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 長崎原爆のプルトニウムが作られた米国の施設近くの高校で、福岡からの留学生が出た動画が話題となった。「戦争を終わらせた原爆」を誇る住民が多い町で、こう問いかけた。「罪のない人たちの命を奪うことに、誇りを感じるべきでしょうか?」

校舎にも、パーカにも

 動画に出たのは福岡県大牟田市の明光学園高校3年、古賀野々華(ののか)さん(18)。留学先は米ワシントン州リッチランドにある高校。第2次大戦中に原爆を開発した「マンハッタン計画」の拠点の一つで、プルトニウムが作られたハンフォード核施設に隣接している。

 古賀さんは昨年8月から留学した。留学先は仲介業者が決めたため、詳しいことは知らなかったが、学校の至る所にあるシンボルマークのキノコ雲を見て驚いた。生徒たちがキノコ雲を誇りに思っているとも聞いた。

拡大する写真・図版動画について報じた米ワシントン州の新聞を手にする古賀野々華さん=2019年7月18日、福岡県大牟田市、伊藤繭莉撮影

 スポーツチームの応援などでキノコ雲をあしらった服を着ている生徒が多く、自分も学校の一員だと思ってほしいと考え、迷った末にパーカを買った。キノコ雲がどうしてできたのかは深く考えなかった。

 留学して半年ほど。パーカを着ていた古賀さんは、教諭に「キノコ雲が何で作られているのか分かる?」と聞かれた。米国の歴史などについてやりとりしたことがあったショーン・マーフィー教諭からだった。

 古賀さんが答えられずにいると…

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