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 車検証が2023年、紙からICチップを搭載したカード型に替わる。国土交通省は、新しい車検証カードのデータの空き領域を利用したサービスのアイデアを31日まで募集している。

 国交省によると、ICチップに記録する車検証のデータは数キロバイトで、チップにはまだ数十キロバイトの余裕が出るとみられる。そこで、残りの容量を民間のサービスで使ってもらう考えだ。

 念頭に置いているのは、ガソリンスタンドやカー用品店のポイントカード、自動車保険の契約など。先に仕様を決めると、当初想定していなかったサービスが出てきても利用できなくなるおそれがあるため、アイデアを先に募ることにした。実際に使われるサービスに応じて、セキュリティーの仕様などを決める。

 事業者のほか個人も応募できる。集まったアイデアを踏まえ、専門家らでつくる会議で今年度中に仕様を決める。カードで使えるサービスを提供する事業者は改めて募集する。

 担当者は「現行制度にとらわれず、『こんな使い方もできるのか』というような自由な発想で応募してもらいたい」と話す。IC車検証になっても、運転する際にはこれまでのようにカードを車内に備えておく必要がある。

 詳細は国交省のウェブサイト(http://www.mlit.go.jp/jidosha/jidosha_tk6_000038.html別ウインドウで開きます)に掲載されている。(贄川俊