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 第101回全国高校野球選手権大会に愛知代表として初出場する誉(ほまれ)の応援に、今春の選抜大会を制した東邦(名古屋市名東区)と、誉と同じ愛知県小牧市内にある県立小牧工業のマーチングバンド部が駆けつけることが決まった。ブラスバンド部がない誉は、甲子園出場を決めた後、急きょ他校に協力を求めていた。

 小牧工業は誉と学校が近く、もともと縁があったことから応援要請を快諾。小牧工業のマーチングバンド部顧問の澤田直樹さんは、「小牧市から初めて甲子園に出る誉を応援させてもらえるのは光栄なこと。断る理由はない」と話した。同部は、作業着とヘルメット姿での演奏が注目されている。「これが正装なので、甲子園でも要望があればぜひやりたい」と澤田さんは意気込む。

 東邦は、同じ私立同士で学校関係者のつながりがあり、協力が実現した。日程が合えば、総勢64人で阪神甲子園球場を訪れ、演奏するという。今春の選抜大会では東邦のマーチングバンド部が米国遠征で不在の間、スタンドで大阪桐蔭の吹奏楽部員が友情応援を続けた。東邦マーチングバンド部顧問の白谷峰人さんは、「選抜では大阪桐蔭に助けてもらった。初出場で甲子園にいく誉にも、困ったことがあったら力になろうと思った」と話す。

 強力な2校の「助っ人」について、誉の清水英仁教頭は「本当に心強い。こうした助け合いが生まれるのも高校野球のよさだと改めて思った」と感謝した。(村上友里)