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 サウジアラビアの地元メディアは1日、父親や夫の許可がなければ女性が海外旅行をできないなどの制度の撤廃を政府が承認したと伝えた。「男性後見人制度」が根付くサウジには、女性の人権をめぐって国際社会の批判が集まっていたが、大きな変革となる。昨年のサウジ人記者殺害事件などに厳しい目が注がれるなか、イメージ回復の狙いもありそうだ。

 英字紙サウジ・ガゼットなどによると、制度変更により、21歳以上の女性は男性親族の許可がなくても海外旅行やパスポートの取得ができるようになる。ただ、一部の保守層からの反発も予想される。

 サウジでは次期国王と目されるムハンマド皇太子が主導し、女性の社会進出による経済活性化や近代化を進める改革が進められている。昨年6月には、世界で唯一禁止されていた女性の自動車運転を解禁。改革指針「ビジョン2030」では労働力に占める女性の割合を2016年時点の22%から30%に引き上げる目標を掲げる。今年2月にはリーマ王女がサウジ初の女性大使に任命され、女性初の旅客機パイロットやツアーガイドなども誕生した。石油依存からの脱却に向け、女性の人権状況の改善を印象づけ、投資を呼び込む狙いもあるとみられている。

 しかし、国際社会の批判は消え…

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