履正社の堅守支える監督のノック 「失策は0にできる」

山田健悟
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 第101回全国高校野球選手権大会に出場する履正社(豊中市)は打撃力とともに守備力も高い。大阪大会の準々決勝まで無失策だった堅守は、20年以上チームを率いる岡田龍生監督(58)のノック技術に支えられている。

 平日の練習は午後5時から約3時間。そのうち40分ほどをシートノックにあてており、岡田監督の目安は「1・5~2秒に1球」。選手が捕球、送球し、再度ポジションにつくと同時に次の球が来るペースだ。「限られた時間の中で一球でも多く選手に練習してもらう」と笑う。また「ぎりぎり捕れるコース」と語る通り、右左翼線をなぞるような打球を次々と放つ。

 「打率10割は無理でも失策は0にできる。その確率を高めていくことが勝利につながると思うんです」

 二塁手の池田凜君(2年)は「捕れるか捕れないかというところに球が飛び続けてくる。とにかくしんどい」と苦笑い。おかげで大阪大会を無失策で乗り切った。(山田健悟)