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 月に1回程度、自由な服装での登校に今年度、東京都世田谷区のすべての区立中学29校が取り組んでいる。生徒が自ら学校へ着ていく服を選ぶことを通して、主体的な判断力や多様性を尊重する気持ちを育むのが目的だ。

 Tシャツにハーフパンツ、スカートやワンピース……。最高気温が27度だった7月13日、区立砧中学校の生徒たちは軽装で授業を受けた。

 普段の標準服(制服)は男子がシャツにスラックス、女子はシャツとベストを着てスカートをはく。だが、この日は「身だしなみを考える日」で、生徒各自が自分で決めた服装で登校した。

 同区教育委員会が4月から始めた取り組みで、学校生活に支障のない範囲で生徒が自由な服装を選ぶことができる。制服や部活着の着用も認めている。砧中の建部豊校長は「時と所、場合にふさわしい格好を友人や家族と話し合いながら考えて欲しい」と話す。

 生徒会長の田中はんなさん(3年)は「考える日」の前日になると友人と「何を着る?」と話題になる。選ぶ基準は、清潔で、季節感があって、好きな服という。「大人になると毎日、自分で服装を考えないといけない。少しは練習になっているはずだ」

 北沢中学校は、自由な服装での…

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