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 鹿児島県霧島市で2018年2月、駅伝大会のコースとなっていた市道交差点で乗用車2台が出合い頭に衝突し、女児(当時6カ月)が死亡した事故で、県警は2日、現場で交通整理をしていた鹿児島中央署の男性巡査部長(37)を業務上過失致死傷容疑で書類送検し、発表した。容疑を認めているという。

 県警交通指導課によると、巡査部長は同年2月21日午後0時45分ごろ、県内を1周する駅伝のため交通規制していた市道交差点へ乗用車が近づいているのに、交差する道路で停止していた軽乗用車に発進するよう指示。2台を衝突させて、乗用車の助手席のチャイルドシートに乗っていた女児を死亡させ、両車の運転手らに全身打撲などの重軽傷を負わせた疑いがある。現場は片側1車線で、事故は駅伝走者が通過する10分ほど前だった。

 県警はまた、軽乗用車を運転していた同市牧園町の無職男性(88)を、運転する際の注意義務を怠ったとして、過失運転致傷の疑いで2日、書類送検した。(井東礁)