[PR]

 見た目も味も豪華な懐石料理。普段はなかなか手が届かないが、新発田に行けば、懐石料理の前菜にあたる「八寸」を2千円前後で味わえる。華やかさはそのままに、お手頃な値段の「ちょこっと懐石」を体験してみた。

 老舗割烹(かっぽう)が運営する、新発田市役所の裏手の「酒房 おかん」(中央町3丁目)。「季節の八寸」は、長皿の上に、ニシンの山椒(さんしょう)煮や穴子の白焼き、バイ貝や沢ガニの甘露煮が豪華に並び、食用菊やミョウガ、シロップに漬けた青梅が彩りを添える。ガラス皿も涼しげで、食欲をそそる。

 「季節感やおもてなしの気持ちを一つの皿で表現できるのが八寸の魅力」と、店主の高沢謙一さん(51)は言う。焼きナスや枝豆はもちろん、トウモロコシやシロップ漬けにした梅も新発田産だ。地酒5斥(約90ミリリットル)かご飯を選べて税込み1700円。昼ならちょっとぜいたくなランチ、夜なら酒のアテ(つまみ)にぴったりだ。

 江戸末期の天保年間に創業した…

980円で月300本まで有料記事を読めるお得なシンプルコースのお申し込みはこちら