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 東北の短い夏を彩る青森ねぶた祭が2日、猛暑の中で開幕した。

 この日の青森市の最高気温は午後1時前に35・5度と、この夏最高を記録。まだ熱気の残る午後7時すぎ、「ドーン」という花火の音で今年の祭りが始まった。1年ぶりのお囃子(はやし)と「ラッセラー ラッセラー」の声が飛び交う中、初日は大型ねぶたと子どもねぶた合わせて約30台が街中を運行し、沿道を埋めた見物客らが歓声と共に盛んに拍手を送った。

 今回は大型ねぶたを先導する「前ねぶた」の一つとして2、3の両日、台湾の祭りから「台湾ランタン」1台も参加する。西遊記の猪八戒をモチーフにしたもので、台湾・エバー航空の青森と台北を結ぶ定期便就航を記念して、「県庁ねぶた実行委員会」の前ねぶたとして登場する。

 ねぶたの運行は、6日まで各日午後7時10分にスタート。最終日の7日のみ午後1時から3時に運行され、午後7時ごろから、ねぶた大賞を受賞した団体など6台前後の大型ねぶたが青森港の海上を運行、花火とともに祭りのフィナーレを迎える。

 期間中は厳しい暑さが予想されることから、大会実行委員会ではハネトや観覧者に対して、「こまめな水分補給などで熱中症予防の対策を」と呼びかけている。(武沢昌英)