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 2011年に計算速度世界一になった理化学研究所のスーパーコンピューター「京(けい)」(神戸市)の運用が、16日に終了する。民主党政権の事業仕分けの大波に翻弄(ほんろう)されながらも世界一となり、数々の研究に用いられた。その最後の姿を見ようと、夏休みになって昨年の1・5倍以上の見学申し込みがあり、多くの中高生が訪れている。

 世界最速を目指した京の開発には1120億円が投じられた。開発中だった09年には、事業仕分けで蓮舫参院議員が「世界一になる理由はなにがあるんでしょうか。2位じゃダメなんでしょうか」と担当者を詰問し、話題になった。

 本格運用前の11年には世界1位を獲得。年に2回発表されるビッグデータの解析性能を競う世界ランキングでは15年から9回連続で1位となった。地球温暖化による台風の規模拡大の試算やゲリラ豪雨の予測システムなど、数々の研究に用いられた。車や薬の開発にも活用された。

 だが、運用が8年に及び故障率が上がってきた。理化学研究所計算科学研究センターの庄司文由(ふみよし)・運用技術部門長は「この規模のスパコンが6年を超えて運用されている例は、世界的に見てほとんどない」と話す。

 理研によると、12年の運用開…

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