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 愛媛県松前町の塩屋海岸で3日、海に浮かべた「はんぎり」と呼ばれるおけに乗り、体を使ってこぐ「はんぎり競漕(きょうそう)」が開かれた。子どもから大人まで約350人が参加し、しぶきを上げながら競い合った。

 参加者は海に浮かべた直径1メートルほどのおけの中に入り、手を使わず上下運動だけで波に乗り、20メートルの距離を競う。なかなか前に進めない人や海に落ちてしまう人もいて、浜辺の観客が大きな声援を送っていた。

 男子小学生の部で優勝したのは北伊予小5年の諏訪颯汰さん。コツは「上げ下げのリズムを一緒にすること」という。「7月から学校で練習していた。ライバルにも勝ててうれしい」と、ぬれた顔に笑みを浮かべた。(藤井宏太)