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 かんぽ生命が金融庁に届け出た保険業法などの法令違反が、2015~18年度の4年間に計73件あったとわかった。契約時に顧客へ重要事項を告げなかったり、書類を偽造したりしたケースが多く、内部資料によると、「動機の大半は販売実績欲しさ」という。法令違反が絶えない一方で、経営陣が十分な対策をとれない姿がうかがえる。かんぽ広報は「不適正な募集があったのは事実で、顧客にも対応している」という。

 金融庁がかんぽに対し、「保険業法違反の可能性がある顧客の苦情で、調査を行っていないものがある」と5月に指摘していたこともわかった。違反などの問題を見つけて改善するしくみが不十分とみている。今後の調査次第で、件数がさらに増える恐れもある。

 朝日新聞が入手した同社の内部資料によると、法令違反で金融庁に届け出た不祥事は、15年度16件▽16年度15件▽17年度20件▽18年度22件の計73件。顧客の苦情をきっかけにわかった事案が多く、発生から発覚まで1年以内が目立つ。「動機の大半は販売実績欲しさ」だったという。70歳以上の高齢者相手が半数近くを占める年もあり、会社側は「ご高齢のお客さまが契約者の事案が依然として発生している」との危機感を文書で示していた。

 主な違反は、保険契約者と直接会わずに申込書を受け取ったり、保険をかける相手(被保険者)への説明や同意のないままに手続きをとったりした事案。郵便局員が知人ら4人の名義を借りて契約を偽造し、あたかも適正に申し込んだように装ったケースや、不祥事の報告を受けたのに局長が隠蔽(いんぺい)を図ったケースもあった。

 保険販売を担っている日本郵便…

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