【動画】五感をフルに使って調理=石山英明撮影
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(エムスタ イベント)

 五感をフルに使って調理をすれば、料理はもっと楽しく、おいしくなる――親子で味覚教育を体験するイベントが、朝日新聞エムスタ編集部と東京ガスの共催で開かれた。参加者は、普段より視覚や嗅覚(きゅうかく)などを意識しながら、彩りにこだわった手まりずしなどを作って味わった。

 東京・銀座のキッチンスタジオ「Studio +G GINZA」で2日に開かれたのは、「五感を研ぎ澄ませ!五つの味覚探検隊」。小学生とその保護者の11組22人が参加した。

 冒頭では、東京ガス・食情報センターの吉田智子さんが「五感を使う調理を通じて、感じたことを表現することが人格形成にもつながる」と味覚教育の意義を説明。エムスタ編集部の小田切陽子編集長が「夏休みの自由研究にも役立ててもらえれば」と呼びかけた。

 参加者は砂糖、ビターチョコなどを食べて、甘味、酸味、塩味、苦味、うま味の、味覚を構成する五つの味の違いを体験した。

 その後、トマトやブドウなどの食材を生のままと焼いた状態で食べ比べたり、においをかいだりして、おいしく感じる色や香り、歯ごたえなどを意識しながら、カラフルな手まりずしやグリル野菜などの調理に臨んだ。

 父親と参加した千葉県船橋市の林丈翔(たける)君(9)は「五感を意識して食べると普段よりおいしく感じる」と手まりずしをほおばっていた。東京都目黒区の東奎吾君(10)は「やっぱり自分で作ったものが一番おいしい」と笑顔を見せた。母親の扶美(もとみ)さん(43)は「食育に関心があり一緒に料理もするが、こうした食へのアプローチは初めて。野菜など素材の味を知ろうとする習慣を身につけたい」と話した。(松原央)