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 夏休みの小学生らが、絵本や紙芝居、空襲体験者の話で平和について学ぶ行事が4日、宇都宮市元今泉5丁目の「市まちづくりセンターまちぴあ」であった。

 宇都宮市の「子育て応援サークルこっころ」(西谷和子代表)の主催で今年で3年目。これまでは戦争に関する絵本の読み聞かせをしたが、読み手の大人も戦争を知らない世代だった。

 西谷代表は「もっと心を動かしてもらえるような会にしたい」と、今年は絵本に加えて、初めて「とちぎの空襲・戦災を語り継ぐ会」代表の大野幹夫さん(87)を招いた。

 戦争を体験している大野さんは、市内の小学生ら約30人に向かい、紙芝居を使って宇都宮空襲やその後の暮らしなどについて説明した。話し終えた大野さんは「小さい子には難しいかと思ったが、熱心に聞いてもらえた」と満足そうだった。小学生らは「戦争の恐ろしさがわかった」「今は平和でうれしい」などと話していた。(津布楽洋一)