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 米国でまた、銃の乱射事件が起きた。20人もの命が奪われた現場は、メキシコとの国境に近いテキサス州エルパソ。不法移民を防ぐための国境壁の建設が問題になっており、容疑者のものとみられる犯行声明は移民への憎悪に満ちていた。

 46人もの死傷者を出した乱射事件の直前、ネット掲示板に4枚の「犯行声明」が投稿された。

 「私はクライストチャーチの犯人と彼の犯行声明を支持している。今回の攻撃は、ヒスパニック系がテキサスを侵略していることに対する応答だ」

 警察はこれを、パトリック・クルシウス容疑者(21)が書いたとみている。

 「クライストチャーチ」は、3月にニュージーランドでイスラム礼拝所にいた51人が殺害された事件を指すとみられる。その事件でも、非白人の移民を中傷する声明が出されており、まねしたようだ。

 「米国は内側から腐っていっている。平和的な手段でこれをとめることは、不可能に近いように思える」。今回の声明は、犯行の「理由」をそう説明する。

 「メディアは私を白人至上主義者と呼び、トランプ(大統領)の物言いを責めるだろう。メディアはフェイクニュースで評判が悪い」とも書き、現政権の厳しい移民政策とは関係ないと訴えている。

 「自らの国を破滅状態から更生する戦いに向かうことを、光栄に思う」

 そんな一文で終わる声明が投稿されてまもなく、家族連れでにぎわう土曜のウォルマートにクルシウス容疑者が現れた。AP通信によると当時、店内には3千人ほどが買い物に来ていたとみられる。

パン、パン 6秒で銃声10発

 警察によると、使われたのは小銃。声明などから、自動小銃AK47の一種である可能性が高い。店内の防犯カメラの映像には、銃1丁を持ち、射撃用の耳あてをつけたクルシウス容疑者が映っていた。

 目撃者が米メディアに語ったところによると、犯行は駐車場で始まったという。屋外にいたという男性は「目の前で女性が撃たれた」と話す。「そいつは私にも撃ってきた。けど、窓に当たった」

 犯人はその後、店内へ。マクド…

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