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 真っ赤なバラに、あれはボタン? まるでおとぎの国にでも迷い込んだのかと思うような巨大な花。実は紙でできた装飾「スーパーフラワー」だ。この制作技術を確立した地元創業の企業や女性起業家らが、インストラクターを養成しようと「スーパーフラワー協会」を設立した。女性の仕事を創出する。そんな目標も見据えている。

 「スーパーフラワー」は、高級紙を使い分け、花びらや葉の部分のパーツを切り取って作る。熊本創業で紙や文具の製造販売会社「レイメイ藤井」と、熊本地震で被災したカメラマンやコンサルタントなど、専門職の女性らでつくる一般社団法人スーパーウーマンプロジェクトが共同で2017年から開発を始めた。一般に知られるペーパーフラワーとは異なる材料や組み立て方で作るといい、特許出願中だ。

 花の形は実在の花をモチーフにしたものではなく、一から作り出したという。名前も「すごか」から「凄花」、「まうごつ(とても)」から「舞鼓花」と、熊本弁にちなんだ名前をつけた。

 レイメイ藤井とスーパーウーマンプロジェクトの会員は、2016年の熊本地震をそれぞれ経験している。特にレイメイ藤井は益城町にある倉庫が被災し、1億5千万円の損失を出した。スーパーフラワーの開発には「何がおこるかわからない時代で、思い出を形で残したい」という共通の思いがあったという。

 スーパーウーマンプロジェクト…

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