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 多くの人が犠牲になった第2次世界大戦の終わりから、74年の夏を迎えた。当時の過酷な体験を語れる人たちが次第に少なくなる中、愛媛県内でいまなお戦争の記憶や痕跡をとどめる場所を訪ねた。

 「この形を見ると、上流の方から貫通しとるのが、よう分かる」。旧長浜町の助役を務めた丸山寿一さん(81)が指さす直径2センチほどの穴をのぞくと、肱川の水面が光っていた。肱川の河口に架かる大洲市長浜町の長浜大橋。「赤橋」の愛称で親しまれ、国重要文化財にも指定されている地元のシンボルには、戦争の傷痕がいまも生々しく刻まれている。

 丸山さんと一緒に橋を歩きながら、赤く塗られた鋼鉄製の部材をつぶさに見ていった。見つかった10カ所ほどの穴は橋の南側に集中し、中には厚さ1センチの部材を貫通しているものもあった。

 丸山さんが2015年に当時を…

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