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 台風8号は6日未明から明け方にかけて九州南部に上陸して、日中に九州北部に最接近する恐れがある。九州南部は大気の状態が不安定になり、局地的に猛烈な雨が降る可能性がある。気象庁は暴風や土砂災害、浸水などに警戒を呼びかけている。

 気象庁によると、九州南部は6日未明に風速25メートル以上の暴風域に入り、明け方にかけて猛烈な風が吹く見込み。6日にかけて予想される最大瞬間風速(5日夕現在)は九州南部で50メートル、九州北部と四国で35メートル。暴風域の範囲が小さいため、接近に伴って急に風が強まる恐れがある。

 6日にかけての予想降水量(同)は1時間に多い所で鹿児島、宮崎各県80ミリ、長崎、大分、熊本各県70ミリ、佐賀県60ミリ、福岡県40ミリ。昼過ぎにかけて九州を通過するとみられているが、通過後も西日本の太平洋側を中心に暖かく湿った空気が流れ込み、雨が続く恐れがある。

 JR九州によると、6日は、新幹線は通常通り運転するが、博多と長崎・佐世保を結ぶ特急などで運休を予定。空路も、九州を発着する便を中心に日本航空が23便、全日空が43便を欠航する。福岡市と韓国・釜山を結ぶ高速船ビートルは6日の全便を欠航する。

 長崎市で広島原爆忌の6日から予定されていた「長崎の鐘」を鳴らす催しは7日からに延期された。だざいふ遊園地(福岡県太宰府市)、かしいかえん(福岡市東区)は臨時休園する。