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 6日に開幕した夏の甲子園。作新学院は11日に筑陽学園(福岡)と対戦する。春の甲子園8強に名を連ね、勢いに乗る強豪だ。どう試合に臨むのか、作新学院・小針崇宏、筑陽学園・江口祐司両監督に聞いた。

 ――相手校の印象は

 小針 秋の神宮大会、春の選抜大会とたくさんの経験を積んでいる。投打のバランスが取れていると感じる。

 江口 「強打の作新」ということは、選手たちもよく分かっている。バッテリー中心に、どう攻めていくか。まだそれを考えている段階だ。

 ――警戒する選手は

 小針 西舘くんと進藤くんのバッテリーには安定感がある。主軸にも迫力がある。こちらに比べて、体格の大きな選手が多い。

 江口 9年連続で夏の甲子園に出ており、選手全員が経験豊富だ。(特定の)選手というより、全体的にみて戦っていく。

 ――キーマンは

 小針 18人の選手の中に投手を多く入れている。全員登板するつもりで、一人ひとり打ち取っていければ。ある程度の失点は覚悟している。

 江口 バッテリー。投手と捕手が落ち着いてできるかどうかだ。

 ――理想の試合展開は

 小針 前半の戦い方が鍵。前半を有利に戦おうと選手にも言っている。序盤、特に初回の攻防に力を注ぎたい。

 江口 作新さんはバッティングが強い。前半に大量失点しないようにしたい。落ち着いた形で入らないとゲームにならないので注意したい。

 ――試合は開幕6日目。それまでの過ごし方は

 小針 栃木大会が終わったのが7月28日。実戦感覚で言うと早めにやりたかったが、プラスに捉えたい。まずは投手陣の調整や打力向上に時間を使えれば。

 江口 福岡大会決勝が7月29日。終わってから選手が休めていない。休養を取りながら練習できるのはありがたい。

 ――意気込みを

 小針 2016年の優勝以来、夏の甲子園で勝てていない。勝てなかった選手の悔しさを全体で背負って戦いたい。

 江口 (福岡大会出場の)132チーム分の選手たちの思いを背負い、一生懸命、一戦必勝で戦っていきたい。(聞き手・棚橋咲月、平賀拓史)