枯山水、先頭車両に苦労した 京都駅で新幹線の日本庭園
▽JR京都駅ビル2階広場に、新幹線がテーマの日本庭園が展示中だ。江戸時代創業の京都の造園会社「御庭植治(おんにわうえじ)」次期12代小川勝章さん(45)が手がけた。
▽枯山水で新幹線や駅を表現。中央の大きな石が先頭車両、その後ろに2号車や3号車を模した石が続く。左端の三つの石はホームに立つ親子連れだという。
▽先頭車両っぽい石がないか、苦労して探したという小川さん。帰省でにぎわう駅で「庭園から感じるイメージと自分の思い出を重ねて」。展示は8月30日まで。