拡大する写真・図版 サーフィンに挑戦し、おどけたしぐさを見せる近藤英男さん(中央)=2019年8月4日、三重県志摩市の国府白浜海岸、戸村登撮影

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 認知症になっても趣味や交流を楽しむ人生をあきらめない。そんなテーマを掲げたサーフィンの体験イベントが、三重県志摩市の国府(こう)白浜で開かれた。大阪、京都、愛知、神奈川など全国から集まった認知症の本人15人と家族・支援者、地元のボランティアら総勢約130人が参加。真夏の日差しに輝く波を楽しんだ。

 今月4日。真っ先に海に駆け込んで波とたわむれたのは広島市の竹内裕さん(69)。会社勤めをしていた59歳のとき認知症と診断された。サーフィンはこの日が初めてだったが、何度も波に挑み、サーフボードの上でひざ立ちまで成功。「波の上をすべる感じが面白い。絶対立ってやると思ったけど立てんかったねー」と笑った。

 「楽しいことは誘われればなんでもやっちゃう」と言いつつ海に向かったのは、神奈川県から参加した近藤英男さん(66)だ。営業マンだった57歳のとき認知症と診断された。何度目かに波をとらえるとサポートした仲間と握手。「ビッグウェーブが欲しかった!」とおどけて、周りを笑わせた。

 神奈川から参加した川名賢次さん(62)は50代で認知症と診断されるまで、海に通い詰めた元サーファーだ。いまは言葉は出にくいが、浜で「海が大好きですよね」と仲間に声をかけられると、わずかに、でもはっきりとうなずいた。

 大阪府の曽根勝一道さん(70…

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