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 横浜市立大学付属病院が5日、臨床研究に用いる膀胱(ぼうこう)がんの患者3275人の個人情報をメールの誤送信で漏洩(ろうえい)させたと発表した。市立大病院を含む神奈川県内の20病院で手術を受けた患者のデータで、個人情報をずさんに扱っていた実態が浮かんだ。

 市立大病院によると、泌尿器科の40代の男性医師が7月24日、市立大病院と、臨床研究に協力する県内19病院の医師ら22人に送信しようとしたが、13人分のアドレスが間違っていた。うち11のアドレスに送ったメールは届かずに戻ったが、二つのアドレスに送ったメールは戻らず、病院側は返信を依頼したものの5日時点で反応はないという。

 メールには20病院で2010~14年に膀胱がんの手術を受けた患者3275人(3411件)の個人情報が添付されていた。情報は腫瘍(しゅよう)数、手術後の治療内容、再発の有無、既往歴、喫煙歴など約70項目。全体の8割超は氏名が記載されていた。各病院に更新を依頼し、新たに17項目を記入してもらう目的だった。

 市立大病院の研究倫理委員会が…

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