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 オフィス用品大手アスクルが親会社のヤフーと対立し、創業者の岩田彰一郎前社長が株主総会で退任を迫られた問題で、ヤフーの親会社ソフトバンクの宮内謙社長は5日、「大変苦しい判断だったが、将来的にはみなさんにわかっていただける」と述べ、ヤフーの主張は正当だったとする姿勢を示した。ただ、2社の対立の発端となった個人向け通販LOHACO(ロハコ)事業の譲渡問題について、ソフトバンク側が何らかの意思を示したことについては否定した。

 5日のソフトバンクの2019年4~6月期決算発表で質問に答えた。

 2日にあったアスクルの定時株主総会では、アスクル株の45%を持つヤフーと11%を持つ文具大手プラスが岩田氏と、同氏を支持した独立社外取締役3氏の再任案に反対。4氏の再任は反対多数で否決され、退任した。アスクル側は「少数株主を無視した議決権行使で、コーポレート・ガバナンス(企業統治)に違反する」と反発している。

 両社はロハコ事業を巡って対立。アスクルによると、ヤフーの川辺健太郎社長が今年1月、ヤフーへの事業譲渡を検討するよう求めたがアスクルは拒否。川辺氏が6月末、岩田氏に退任を要求した。

 これについて宮内氏は「ヤフー…

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