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 第101回全国高校野球選手権大会が6日、開幕した。午前9時から始まった開会式で、広島商の選手たちは各県代表の全49校のうち、34番目に登場した。

 「この8月6日は一度きり。かっこよく、日本一の行進をしてこい」。午前7時過ぎ、阪神甲子園球場(兵庫県西宮市)に到着したバスの中で荒谷忠勝監督は選手たちを励ました。その言葉の通り、選手たちは時折笑顔も見せながら、力強く行進。球場全体から大きな拍手がわき起こった。

 広島大会の優勝旗を手に先頭を歩いた真鍋駿(たけと)主将(3年)は「責任と自覚が強まった。お客さんの数にも圧倒されたが、この雰囲気にのまれないよう、みんなで思い出しながら練習していきたい」と意気込んだ。花崎成海君(同)も「リハの時と全然雰囲気が違ったけど、堂々と行進できた」と振り返った。

 選手らは開幕試合の八戸学院光星(青森)―誉(愛知)を五回表まで観戦した。練習補助員としてチームに同行している沖政空良(そら)君(3年)は「これが甲子園かと思った。ホームランがパーンと飛んできてすごかった」と、大会第1号の満塁本塁打を間近に見て興奮気味だった。(高橋俊成)