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 第101回全国高校野球選手権大会(朝日新聞社・日本高野連主催、毎日新聞社後援、阪神甲子園球場特別協力)が6日、開幕した。兵庫県西宮市の阪神甲子園球場であった開会式には、大阪代表の履正社(豊中市)のメンバーも参加。校名がアナウンスされると、約2万人の観客から大きな拍手が送られた。

 履正社の選手たちは、かけ声なしにもかかわらず、しっかりと足並みをそろえて行進した。左翼手の西川黎君(3年)は「僕らのときだけ拍手が大きい気がした」と笑い、「選抜と同じと思ったけど、最後の夏ってこともあって楽しんで歩けました」と振り返った。

 昨夏の優勝校を代表して、大阪桐蔭(大東市)の中野波来(はる)主将(3年)も優勝旗返還のため、1人で開会式に参加した。前チームは春夏連覇を達成し「最強世代」と呼ばれたが、今チームは一度も優勝を経験できなかった。中野君は「『常勝軍団』の主将として見られ、勝てない苦しさや悔しさがあった」。新チームには「この悔しさをプラスに変えてほしい」と期待した。

 甲子園で久々に着た大阪桐蔭のユニホーム。中野君は「うれしさや悔しさのすべてが詰まったユニホーム。宝物にしたい」と話した。(山田健悟、森岡みづほ)