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 北方四島のひとつ、国後島の最高峰、爺爺(ちゃちゃ)岳(1822メートル)の麗姿は変わらず――。国後島で生まれ、育った土田一雄さん(97)=釧路市=は、北方領土問題の解決を期待するが、道筋はいまも霧の中にある。高齢のため、2015年の自由訪問を最後に渡航はあきらめた。目に残る爺爺岳を俳句に刻む。

 土田さんは1922(大正11)年、国後島北東部にある爺爺岳のふもと、乳呑路(ちのみのち)で生まれた。6人きょうだいの長男で、昆布採りの漁師だった父親と舟に乗り、白浜に昆布を干すのを手伝った。軍馬を育てる牧草地では友達と兵隊ごっこをして遊んだ。

 土田さんが「日本一美しい」と思う、山裾がなだらかな爺爺岳がいつもそこにあった。

  裳裾(もすそ)引く爺々の麓…

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