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 安倍晋三首相の「参謀」として長期政権を支える菅義偉官房長官にも、陰で支える「参謀」がいる。国土交通省出身で、首相補佐官の和泉洋人(ひろと)氏(66)だ。第2次安倍政権が発足した当初から起用され続け、長期政権の陰で行政手腕を振るう「官邸官僚」の一人だ。

 菅氏にとって本格的な外交デビューとなった今年5月の訪米。和泉氏はその約1週間前、菅氏に「米側と沖縄の話もするのでしたら、予定が空いたのでお供しましょうか」と申し出た。菅氏は二つ返事で「じゃあ、一緒に行こう。よろしく頼むよ」と応じた。

 和泉氏は「沖縄基地負担軽減担当」でもある菅氏の意を受け、米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の名護市辺野古への移設問題を取り仕切っていることで知られる。菅氏訪米の時期、もともと和泉氏はスリランカ訪問を予定していたが、直前に発生した連続爆破テロの影響で急きょ延期になり、訪米同行を申し出た。菅氏がこれを即決で同意するほど和泉氏への信頼は厚い。

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