[PR]

 豪州のカウラ捕虜収容所で起きた日本兵の脱走事件から5日で75年。追悼行事があった日本人墓地には死亡した捕虜ら234人のほか、豪各地で抑留された民間人も埋葬されている。「敵性外国人」として豪州内やインドネシアなどから集められた日本人は約4300人。うち180人が眠る。

 追悼に訪れた大澤かおりさん(33)=東京都杉並区=の曽祖父、村上安吉さんもその一人だ。和歌山県の貧しい家庭の次男は16歳で豪州に移住すると才覚を現し、日本人の真珠貝潜水士が多かった豪北部で潜水服を開発。写真館も営む名士だったが開戦直後、豪州の別の収容所に入れられた。

 大澤さんが曽祖父の人生を知り、カウラに遺骨があると知ったのは、抑留者の研究に触れた5年前だ。安吉さんの三女の祖母は戦時中、日本の女学校で学んでいて抑留を逃れた。家族が大変な時期に離れていた負い目もあるのか、豪州の一家のことをほとんど語らずに昨年、92歳で亡くなった。

 初めての墓参になった大澤さん…

有料会員限定記事こちらは有料会員限定記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。

有料会員限定記事こちらは有料会員限定記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。

有料会員限定記事こちらは有料会員限定記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。

有料会員限定記事こちらは有料会員限定記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。

980円で月300本まで有料記事を読めるお得なシンプルコースのお申し込みはこちら

関連ニュース