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 群馬県草津町の国立ハンセン病療養所「栗生楽泉園」内の重監房資料館で、戦前の日本の植民地に設立されたハンセン病療養所の「監禁室」を紹介する企画展「旧日本統治下 海外ハンセン病療養所監禁室展」が開かれている。入場無料で、18日まで。

 監禁室はハンセン病患者への隔離政策の象徴で、戦前から各地の療養所に建てられた。無断で施設の敷地外へ出たり、言うことを聞かなかったりして、反抗的と判断された患者が強制的に収容されたとされる。

 企画展では、朝鮮と台湾に造られた監禁室をパネルや写真で紹介。旧朝鮮総督府の患者刑務所で実際に使われていた瓦とれんがや、施設の院長が患者に監禁処分を言い渡した際の宣告書なども展示している。

 16~18日は草津温泉バスターミナル1階のタクシー乗り場から楽泉園社会交流会館を経由する無料シャトルバスも運行している。(松田果穂)