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 NGO「国境なき医師団」(MSF)の看護師として、主に中東の紛争地に17回も赴いて医療活動をしてきた白川優子さん(45)。幼少時からの夢だった活動への思いや、紛争地の現実と自らの葛藤、喜びを伝え続けている。サマースクールや全寮制教育機関、奨学金の設立・運営などに取り組む企業代表の小林亮介さん(28)と、マイクロソフト社で働きつつ難民支援にも取り組む安田クリスチーナさん(23)と語り合った。

 安田 7歳の時に見たテレビ番組がきっかけでMSFをめざしたということですが、熱を燃やし続ける力はどこから? 私も無報酬で難民支援をしていますが、課題です。

 白川 ギンギンの熱が30年続いたのではなく、心が反応するままに進んだら今の道にたどり着いたという感じ。確かに7歳でMSFを知り、雷に打たれたような衝撃でしたが、商業高校を卒業する前とか看護師になった後とか、ことあるごとに思い出しては引き戻されました。

 小林 仕事で高校生や大学生と接していますが、「好きなことを探さなきゃ」と必死。でも、そう簡単に見つかるものじゃない。

 白川 頭で考えると、お金や欲が浮かぶ。私も過去には、こっちは安定している、こっちは給料がいい、日本の病院なら両親も喜ぶ、とか考えたけれど、心で感じるものと違って苦しくなった。一人ひとり、心が喜ぶ、活躍できる舞台がきっとある。苦しいのに頑張れるような。私は、心の声を聞いていた部分と、来た依頼を断らずに流れに乗った部分と両方です。

医療届けられない葛藤も

 小林 現地で向き合う現実の中で、すごく葛藤があったのでは。

 白川 看護師がたくさんいる日…

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