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 宮城県南三陸町教育委員会は、東日本大震災で町内の全小中学校に導入しているスクールバスの運用見直しを始めた。大規模な被災で住環境が変わったため、国の補助で拡大したスクールバス路線。2020年度末までの復興創生期間とともに補助が終了することを見据えて、21年度をめどに震災前程度の規模に戻す考えだ。

 「道路の歩き方や左右確認を含めた交通ルールを守って、家まで帰ってください」。志津川小で6月、注意を呼びかける教諭の声が響いた。授業を終えて校庭に集まった全児童のうち、スクールバスで帰宅する児童とは別に、四つのグループができていた。徒歩で下校する児童らだ。

 初めての「徒歩による下校指導」。ルートごとに教職員3、4人が付き添い、一列に並んだ児童らが校門を後にした。

 ルートは事前に教職員が下見し…

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