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 15日、74回目の終戦記念日を迎える。改元して初めてとなる東京・日本武道館での全国戦没者追悼式で、宮城県代表として花を手向ける山元町坂元の阿部正紀さん(81)は、中国奥地での戦いで父を亡くした。「二度と戦争を起こしてほしくない」。追悼式を前に思いを新たにしている。

 阿部さんによると、父貞雄さん(享年33)は地元小学校(国民学校)の教師だった。同じ学校に入学した阿部さんは何度か、貞雄さんが運転する自転車に乗せてもらって一緒に通学したのを覚えている。

 歩くと20分弱の距離。自転車のサドルとハンドルを渡すフレームに横座りし、両太ももの裏が痛かった。でも当時、周辺ではまだ物珍しかった自転車。颯爽(さっそう)と走る親子の姿は、通学路で大いに目立ったようだ。「誇らしいような気持ちになった。母親に『えこひいきになるといけない』と注意され、続けてはくれなかったが、優しい父親だった」と振り返る。

 そんな貞雄さんのもとに召集令…

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