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 東京電力は8日、福島第一原発で事故を起こした建屋などから発生する汚染水をためるタンクが、2022年夏ごろに満杯になる見通しを明らかにした。増え続ける汚染水を原発敷地内でタンクを増設してしのいできたが、タンクをつくる敷地の確保が難しいという。満杯になる時期が示されたのは初めて。

 9日に開かれる専門家を集めた経済産業省の小委員会で示す。国は、タンクにためた処理済みの汚染水を薄めて海に放出することを有力な選択肢としているが、地元の漁業関係者には風評被害への懸念が根強い。東電が満杯になる期限を明示することで、国に対応の決定を迫る形となる。

 1~3号機の原子炉では、溶け落ちた核燃料(デブリ)を冷やすための注水で汚染水が生じる。地下水も建屋に流入するため汚染水は1日150トン以上のペースで増え続けている。汚染水に含まれる放射性物質の大半は装置で取り除けるが、トリチウムは残るのでため続けており、現在約105万トンにのぼる。

 東電は、汚染水を保管するタン…

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