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 火災で尖塔(せんとう)や屋根を焼失したパリのノートルダム大聖堂の再建工事が中断している。屋根などに使われていた鉛が火事で飛散して周辺が汚染されていたことがわかったためで、現場作業員への安全対策の不十分さも指摘されている。

 仏紙ルモンドなどによると、大聖堂の尖塔や屋根には400トン以上もの鉛が使われていた。鉛は火災の熱で溶け落ちたほか、微粒子となって飛散したという。当局は当初、鉛がある場所は限られており大きな問題はないとの見解を示していたが、仏調査報道機関メディアパルトが7月、大聖堂周辺の路上で最大で基準の800倍の鉛が検出されていたと報道。当局は住民を不安にさせないよう公表を避けていたという。再建にあたる現場作業員も、手袋やマスクをつけずに作業し、作業後の洗浄シャワーも壊れて使えなかったことなどが明らかにされた。

 現場を管轄するイルドフランス…

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