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 週3日は企業広報の担当者、あとの4日はダンサー――。そんな二つの本業を持つ女性がいます。人呼んで「踊る広報」。きっかけは、思い悩んでいた入社2年目に社長から投げかけられた言葉でした。どのようにして両立し、キャリアを積んでいるのでしょう。

 柴田菜々子さん(29)は人材派遣業「ビースタイル」(東京都新宿区)の正社員。いまは同社の「短日数正社員制度」を利用し、月、火、木曜は広報担当として勤務。それ以外の時間は公演やコンテストに出場するなどセミプロダンサーとして活動している。

 小学2年で新体操を始めて以来、ダンスひと筋だ。ダンスの専攻がある桜美林大学に進み、コンテンポラリーダンスを学んだ。だが「ダンスでは食っていけないだろうと思い、覚悟がありませんでした」。経験したことのない社会人として、人生を送ってみたい気持ちもあり、2カ月の就職活動を経て、2013年に同社へ入社した。

 仕事は忙しく、ダンスに割く時間は減った。所属するダンスチームのレッスンにも参加できないことが増えた。

 ダンスか、仕事か。

 思い悩んだ末、ダンスに専念しようと2年目の冬に辞職を申し出た。

 だが、三原邦彦社長(49)から告げられた言葉は驚きだった。

 「10年後のビジョンを言って…

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