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(7日、高校野球 津田学園3―1静岡)

 津田学園のスタンドでは、5歳のチアリーダーが応援に参加し、選手たちにエールを送った。

 柴田芹那(せりな)ちゃん(5)は、野球部員の柴田成那(せな)君(3年)の妹。3歳から津田学園のチアリーダーに交ざって応援している。

 成那君の応援で、生まれて間もないころから野球部の試合を見に来ていたという芹那ちゃん。歌と踊りが大好きで、すぐにスタンドを彩るチアリーダーのとりこになった。

 3歳になると、試合の前に「がんばってね」などと手紙を書いてチアリーダーに渡すように。この年、津田学園は夏の甲子園に初出場。ポンポンを手作りし、見よう見まねで応援に参加した。

 試合によく応援に来る芹那ちゃんは、野球部にとってもおなじみの存在だ。スタンドで応援する野球部員たちは「みんなの妹」「場を和ませてくれ、笑顔になれる」と口をそろえる。「いつも頑張ってくれているから」と、チアリーダーたちは三重大会から芹那ちゃんにそろいのポンポンを貸し出すようになった。

 静岡戦では、芹那ちゃんがチアリーダーの先頭に立って応援を披露した。一生懸命踊る芹那ちゃんの姿に、「可愛い」と客席から声が上がる。休憩中には、芹那さんに観客がアイスクリームを差し入れる一幕も。野球部員に固いフタを開けてもらい、部員のひざの上でアイスをおいしそうにほおばった。

 試合は快勝。芹那ちゃんはポンポンを振りながら「また勝ってほしい。応援もたのしいです」と笑顔を見せた。(小松万希子)