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 猛暑の中、11日の甲子園初戦に向け、練習に取り組む作新学院の選手たち。ベンチ入りの18人に加えて17人の部員が帯同し、練習をサポートしている。

 上野瑞貴さん(3年)もサポーターの一人。中学時代からひじと腰の成長痛に悩まされ続けた。2年の冬、小針崇宏監督からサポートに回るように伝えられた。「審判部」の仕事も担った。ルールブックを読み込み、練習試合やシート打撃で審判を務めた。最初はルールの理解があやふやで試合を止めてしまうこともあった。

 「プレーでは選手が上だが、それ以外のことで頼りにしてもらえるなら積極的にやる」と意気込む。小針監督は「プレーするのは18人。だがそれまでの過程には色々な人たちが関わっている」と言い続けてきた。

 「監督さんから『おまえらのおかげでみんなが戦える。ありがとな』って毎回言われるのがすごくうれしいんです。今までやってきたことを本番までしっかりやって選手を支えます」。上野さんは力を込めた。(平賀拓史)