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 7日の米ニューヨーク株式市場は、世界的な金利低下を受け、大企業で構成するダウ工業株平均が一時、前日比で589ドル安をつけた。終盤にかけて値を戻し、同22・45ドル(0・09%)安い2万6007・07ドルで終えたものの、投資家心理が不安定になっている。

 米中通商摩擦の深刻化によって世界経済減速への警戒感が強まるなか、ニュージーランド、タイ、インドの中央銀行が7日、相次ぎ利下げに踏み切った。投資家はリスクの高い株式から債券などの安全資産に資金を移し、世界的に金利が急低下。米長期金利の指標となる10年物米国債の利回りも一時、年1・60%を切り、2016年以来の水準まで低下(国債価格は上昇)した。

 金利低下で利ざやが減りかねないJPモルガン・チェースなどの金融株が大きく売られた。中国の通貨当局が人民元の対ドル基準値を前日より元安方向に設定したことも、米中摩擦を悪化させかねないとの懸念を招いた。

 ただ、米長期金利が下げ止まったことを受けて株式相場は取引終了にかけて回復に向かった。ハイテク株が多いナスダック市場の総合指数は前日比29・56ポイント(0・38%)高い7862・83で終えた。

 7日のニューヨーク商品市場で…

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