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 武田家に代々伝わり、国宝に指定されている「小桜韋威鎧(こざくらがわおどしよろい) 兜(かぶと)・大袖付(おおそでつき)」が、所蔵する山梨県甲州市塩山上於曽の菅田天神社で6年ぶりに公開された。公開を期待する声が大きく、令和への改元を機に公開した。

 この鎧は甲斐源氏の始祖とされる源義光以来、武田家の家宝として相伝され、楯(たて)を必要としないほど堅固という意味で、「楯無鎧(たてなしのよろい)」とも呼ばれる。平安時代の金具なども使われているが、胴など本体の大部分は鎌倉時代に製作された。

 戦国時代、御旗と並んで楯無鎧が武田家関係者や家臣の間で神格化され、信玄が受け継いだ時代には信仰の対象になっていた。江戸時代に盗難に遭い、大規模な修復も行われている。

 県教育委員会は2004年から…

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