恵藤公浩
9月20日に開幕するラグビー・ワールドカップ(W杯)日本大会で、決勝などがある横浜国際総合競技場(日産スタジアム)を担当するボランティアの安田十四雄さんは88歳。今大会の最年長ボランティアだ。
スポーツ大会には20年以上関わってきた。「年齢は関係ない。上も下もなくみんな仲間。それがボランティアのいいところ」
ボランティアを始めたのは1998年の長野冬季五輪。長野県白馬村のアルペンスキー会場で、国内外のカメラマンが撮影したフィルムを回収する役を務めた。自己主張が強い海外のカメラマンに振り回されながらも、全国から来た仲間とともに汗を流した。
2002年サッカーW杯では、横浜会場でボランティアの調整役をこなした。約2千人分のユニホーム配布など、大変な作業が続いた。「客席でのトラブル処理にも苦労した」。ただ、すべての作業が終わったあとの喜びはいまだに忘れられない。「ボランティアの最終パーティーで飲んだビールの味は最高だった」。その感激が、今回の「出場」に駆り立てた。
今大会、重視しているのは会場…
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