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 昭和に使われていたラジオや戦時中の国民服――。明治末から昭和末の生活用品が、「昭和のくらし展」と題して福井県坂井市坂井町上新庄のJR丸岡駅ギャラリーに展示されている。地元住民らが自宅の倉庫に眠っていたものなどを持ち寄った、手作りの展示会。31日まで開かれている。

 坂井町周辺の住民グループ「丸岡駅にこにこプロジェクト」が企画した。副会長の小林義治さん(83)が、元号が令和になった5月、「遠くなった昭和を忘れてほしくない」と提案。自身、明治から続く呉服店を営むため、自宅に眠る品がたくさんあった。住民や知人に呼びかけたところ、昭和時代のテレビや米びつ、めんこなど130種類、200点が集まった。

 ギャラリーの壁にかかっていたのは、小林さんの父・義一さんが戦中に着ていた国民服。義一さんは20代で戦死した。服には所々に黒い汚れが残り、当時の様子がうかがえる。

 「この服を見ると、幼い頃の焼…

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