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(8日、高校野球 敦賀気比5-1富島)

 富島の松浦は、のびのびとダイヤモンドを駆けた。

 四回にチーム初安打で出塁し、二盗に成功。2死一、三塁となった後、一走がスタートを切った。捕手は二塁へ投げるふりをし、三塁に転送。飛び出した松浦は「しまった」。だが「最後まで諦めず、野手の動きを見て」と冷静な自分もいた。捕球体勢に入りながら近づいてきた捕手の脇をくぐり抜け、生還した。

 守備でも足がよく動き、相手の二塁走者に隙があると見るや、牽制(けんせい)球を要求してアウトにした。「チームのみんなが笑顔で、自分もわくわくしながらプレーできた」。失策をしてしまった昨春の選抜大会とは、別の姿を見せた。

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 ●浜田監督(富) 「守りのミスが出ると厳しい。日なたと日陰の線があって見にくかったのかも。子どもたちと、もう少し長い夏を過ごしたかった」

 ●黒木拓(富) 自責点は1ながら5失点。「(味方の)失策に動揺し、自分が抑えなきゃと力んで浮いた球を打たれたのが悔しい。出来は40点です」