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(9日、高校野球 鳴門10―4花巻東)

 劣勢の中、花巻東の主将中村が意地を見せた。7点を追う五回2死一、二塁。

初球を引っ張り、右翼線を破る適時二塁打で2点を返した。「1本打ってチームを勢いづけたかった」。鳴門の左腕西野のスライダーの見極めに苦労し、その前の2打席は凡退。「硬さがあった」チームを積極的な打撃で鼓舞したが、大差は埋まらなかった。

 代打で出場した昨夏の甲子園に続き初戦で敗れた。中村は涙で目を腫らし、「(3失点した)一回の守りがいい形で終われたら展開は違った。悔しいが、ここ(甲子園)で最後の夏を終えられてよかった」。

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 ●佐々木監督(花) 「守備の乱れが大きく響き、投手陣も悪い面が出た。県のレベルが非常に高い中で代表になり、なんとかいい報告ができるようにしたかったのですが……」