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 2020年東京パラリンピックに出場が内定している車いすテニスのプロ選手、国枝慎吾選手(35)=千葉県柏市在住=が10日、母校の麗沢大(同市)で講演し、約1年後に迫った東京大会について「1年前ということでちょっと意識してきている。カウントダウンし始めたかなと思う」と、金メダル獲得に向けて抱負などを改めて語った。

 国枝選手は社会人向けのオープンカレッジで約140人を前に「世界王者の飽くなき挑戦」と題して講演。担当者の質問に答える形で話した。

 東京大会でパラ出場は5大会連続。右ひじを手術して臨んだ16年リオデジャネイロ大会では男子シングルス3連覇を逃したが、18年に全豪、全仏オープンを制して見事に復活した。

 現状を「グランドスラム(4大大会)に集中している」と話すものの、東京大会では「金メダルを取りたいし、取るんだという気持ちでやっている」。また、大会後も現役を続ける意向を改めて示した。猛暑の中での練習にも触れ、「どこに行っても日本の暑さを経験していることが心の支えになっている。来年の東京では日本人はすごく有利になるのではないかなと思っている」とも話した。(上嶋紀雄)